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オガワ機工株式会社の「今」を伝えます。

柳川「御花」にて講演会を開催しました

2025/06/26

2025年6月20日、オガワ機工株式会社は、福岡県柳川市にある「御花(おはな)」にて、社員向けの講演会を開催いたしました。

この取り組みは、当社が2026年に創業50周年を迎えるにあたり、「100年後もあり続けるために」というテーマのもと、
社員一人ひとりが“これからの会社のあり方”を自らの視点で考える機会として実施したものです。

講師としてお迎えしたのは、御花を運営する株式会社御花の代表取締役社長であり、立花家第18代当主の立花千月香(ちづか)様。
約400年の歴史を紡いできた立花家と御花の歩みを通じて、歴史や伝統を守るだけでなく、
時代の変化に合わせて恐れずに挑戦してきた御花の姿勢について、実体験を交えて語っていただきました。

また、講演の前には、御花の館内や資料館をガイド付きで見学。
敷地内には国指定名勝でもある美しい庭園や建物など価値ある文化財が大切に守られており、
社員一同、その丁寧な保存と継承の姿勢に深く感銘を受けました。
同時に、地域に根ざしながらも立花家の精神を現代へと受け継ぎ、歴史とともに今を生きる場所としての御花の魅力を改めて実感する時間となりました。

講演会の後には、立花社長をはじめ御花で働く6名の社員の皆さまと、当社社員との交流会を実施。
「私が仕事で大事にしていること」「これからの仕事で挑戦してみたいこと」という2つのテーマで、テーブルごとにディスカッションを行いました。

観光業と製造業という異なる業界で働く者同士ながらも、
“お客様のために”という想いをいかに仕事の中で具現化しているかという点で、多くの共通点があり、大変有意義な時間となりました。

御花の社員お一人おひとりが、自分の仕事に誇りを持ち、「自分が御花を支えていく」という意識の高さを持って取り組まれていること。
そして、守るべき価値を見極めながらも、日々新たなチャレンジを恐れない姿勢に、当社社員は深く感動し、大きな刺激を受けました。

参加社員からは、「御花の皆さんの姿勢に、自分たちも学ぶことがたくさんあると実感した」「恐れずにチャレンジする姿勢が、仕事の質につながるという気づきがあった」など、前向きな感想が多く寄せられました。

午後からは、オガワ機工の社員のみでワークショップを行いました。
2026年に設立50周年を迎えるオガワ機工が、その先の未来をどう描いていくべきか。
MHE業界や宇宙業界の発展が着実な中、私たち自身が製造業界においてどのような役割を果たしていきたいのかを見つめ直す時間となりました。

ワークショップでは、100年後も「良いものづくり」を続ける会社であるために、自分たちが“今日から”何を意識し、どんな行動をするべきかについても活発なディスカッションが行われました。

オガワ機工は今後も、進化するAI技術や新たなMHEへの挑戦、そして宇宙事業をはじめとした最先端の技術開発にも積極的に取り組んでまいります。
そうした新たな挑戦を支えるのは、現場で働く一人ひとりの意識です。
私たちは、技術やサービスの追求にとどまらず、社員一人ひとりが誇りを持って働けるような環境づくりや組織づくりを大切にしながら、50年後、そして100年後も社会に必要とされ続ける企業でありたいと考えています。
これからも歩みを止めることなく、変化を恐れず、挑戦し続けてまいります。

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